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噴霧でコストダウン

  • Haccp WATER
  • 2021年6月3日
  • 読了時間: 2分

しばらく前のニュースですが、サッカースタジアムの観客席を、

ドローンで消毒する試みが報じられていました。


【朝日新聞デジタル】



記載はありませんが、おそらく次亜塩素酸水だと思います。


(写真はイメージ)


空間噴霧…と言えば、

昨年のNITE・経産省・厚労省の発表がよぎります。


この件については、ここでは詳しく触れませんが、2点だけ。


上記の内容では、

・空間噴霧を禁止しておらず、

・「(言及しているのは)人が吸い込みやすい有人環境下において」です。


話は戻りますが、

このドローンを使った消毒の検討が広がればよいと考えています。


そう考えるポイントはいくつかありますが、ここも2点だけ。

・除菌消毒作業のコストダウンにつながる

・導入が容易

この2点です。


まず「コストダウン」は分かりやすいかと思います。


身近な施設でも、人が入れ替わる際に行われる消毒作業に出会う機会が多くなりました。


利用する側はありがたいのですが、

実施する側にとっては大変な作業だと思います。


一昨年まで必要なかった作業です。

人員も時間も余計にかかります。


しかも「次を待たせないよう」迅速に行わなければならない。

このような広大な施設であればなおさらです。


ただでさえ利用者・顧客が減り、制限がかかる中で負担でしかありません。


2点目は、

「ドローン・オペレーター・次亜塩素酸水」がそろえば、その日からできる点です。


ドローンの機体以外、大きな設備投資が思いつきません。


しかも、次亜塩素酸水であれば引火の心配がなく環境負荷も低い。

次亜塩素酸水はこれまで多くの場所で散布されてきましたが、(私の知る限り)重大な事故例を聞いたことがありません。


勿論、適正使用と幾つかの留意点を守る前提ですが、

これは現実的手法ではないかと思います。









 
 
 

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