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次亜塩素酸ナトリウム vs 次亜塩素酸水
SNSの投稿や官庁の報告などを見ていると、
次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水
取違が続いているようです。
「言葉は似ていますが、まったく違うものです。」
という投稿や報告も増えていますが、
それでも解り難いですね。
何が違うか???
一番は「危険性が違う」と覚えてください。
次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性です。
強アルカリは蛋白質を分解します。
これが肌荒れや、粘膜への強い刺激を引き起こし、
時には事故の原因となります。
また次亜塩素酸ナトリウムは、有害なトリハロメタンを生成したり、
酸性のものと混ぜると急激な反応を起こし有毒ガスが出ます。
その他には脱色作用が強いので、不用意に服についてしまうと残念な結果となります。
素材へのダメージも強いです。
対して、
次亜塩素酸水は酸性です。
※購入の際は緩やかな酸性(pH6.5〜5.0程度)のモノをお勧めします。
このpH域※は肌に触れてもほぼ問題がありません。
トリハロメタンの生成が無いことも確認されており、
適正な濃度であれば酸性の液体とも急激な反応はしません。
「よく解らない。。。」という方は、
危険性がとにかく違うと覚えてください。
他にも異なる点は沢山あるのですが、先ずは安全性が第一です。
因みに、ウイルス除去で推奨されている塩素濃度は
次亜塩素酸ナトリウム「500ppm<」
に対して
次亜塩素酸水は「80ppm<」です。
6倍以上違いますが、
それだけ次亜塩素酸水は効果が高いということです。
効果についてはまた次回。
※製造方法・原材料により上記数値は異なります。