次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」のパナソニック エコシステムズ社が
14億円をかけて「次亜塩素酸のウイルス・菌の除去効果を測る検証センターを新設する」と発表しました。
場所は、愛知県春日井市で(弊社も春日井市です(^-^)/)
4月から稼働するとのことです。
次亜塩素酸の空間噴霧は、一昨年にわかに様々な情報が飛び交い始めましたが、
あの時「次亜塩素酸水」という言葉を初めて聞いた人も多いと思います。
そして、今も「よくわからない」という人も少なくないと思います。
SNSなどでも賛否両論くすぶっています。
整理すると論点は大きく2つで
・除菌効果はあるのか?ないのか?
・有人空間での安全性?
ここに大別されると考えています。
そして「よくわからない」「くすぶっている」理由は、エビデンスです。
私の知る限り、否定するエビデンスは殆どありませんが、
一方、促進するエビデンスは数は多いが、弱いということだと思います。
厚労省の関連サイトにも、空間噴霧について以下のように記載されています。
「次亜塩素酸水」の空間噴霧で、付着ウイルスや空気中の浮遊ウイルスを除去できるかは、
メーカー等が工夫を凝らして試験をしていますが、国際的に評価方法は確立されていません。(抜粋)
厚労省も言ってる通り、企業や大学等の研究機関で独自に試験は行われており、論文も多数ありますが、国が認めたものは残念ながら現時点ではありません。
信頼できるエビデンスを得るためには、様々なコストを要し、長い時間もかかります。
今回のようにリーディングカンパニーが主導していく流れが広がり、
次亜塩素酸の正しい利活用が広がればと願っています。
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