top of page
  • Haccp WATER

最近の感染症情報から

こんにちは。


朝夕冷え込むようになり、日ごとに冬の気配が濃くなってきました。


例年これからの季節「インフルエンザ」と「感染性胃腸炎」が猛威を振るいます。


感染性胃腸炎とは、主にウイルスなどの微生物を原因とする胃腸炎の総称で、

代表的な原因「ノロ、ロタ、アデノウイルス」と言ったほうが

馴染みがあるかもしれません。


しかし「今年はインフルエンザが少ない?」という報道もあり、気になり地元の情報を調べてみました。

やはりインフルエンザは、桁違いに少ないですね。


感染性胃腸炎も減っています。


「手洗い・うがい、新しい生活習慣の浸透の効果」でしょうか。


しかし、感染性胃腸炎は減ってはいますが昨年の半分程度。

劇的と言えば劇的ですが、インフルエンザに比べると見劣りします。


専門家ではないので、この理由はわかりませんが、

ヒトヒト感染以外の食中毒などでしょうか?




感染性胃腸炎は複数の病原菌・ウイルスが合計されており、

今回は、ウイルス性の代表格「ノロウイルス」に注目したいとおもいます。



上の資料では内訳まで読み取れないので、

別資料「愛知県の食中毒発生状況」という資料から引用しますと、

食中毒患者の42%はノロウイルスだそうです。

(愛知県の食中毒発生状況:平成30年)

https://www.pref.aichi.jp/uploaded/life/233489_732574_misc.pdf


ノロウイルスは「2枚貝由来の食中毒」という印象が強いですが、

非常に感染力が強く、ウイルスも小さいため接触・飛沫感染の他、

空気に乗って、感染した人からのヒトヒト感染でも広がります。

その為、度々集団感染を起こす厄介なウイルスです。



ただ、健康な人が感染しても軽症で終わることが多いようで、

気が付かないうちにノロウイルスに感染していることもあるそうです。


国立医薬品食品衛生研究所のサイトでも

「ノロウイルス感染症は、年間数百万人の患者が発生していると推定される」

と記載されています。

患者として報告される数の数百倍という推定です。

http://www.nihs.go.jp/fhm/fhm4/fhm4-nov014.html


私も無自覚のまま感染源となっていたかもしれません。


何か、新型コロナウイルスと似ている気がしますね。



異なる点もあります。

その一つが有効な除菌剤です。


構造上、ノロウイルスには「アルコールが効きにくい」ことが分かっています。厚労省でも、ノロウイルスの処置は次亜塩素酸系を推奨しています。

手洗い・うがい、新しい生活習慣は、身近な感染症にも有効。

さらに、個々の特性をおさえて使い分けが出来れば尚良いかと思います。


ノロウイルスが流行るのは毎年11月〜3月頃です。

これからの季節、アルコールと併用して次亜塩素酸水を用いるのはいかがでしょうか。



閲覧数:14回0件のコメント

最新記事

すべて表示

次亜塩素酸水を選ぶポイント(購入編)

次亜塩素酸水は、正しく利用すれば大変使いやすいもので、 抑えておくべきポイントもそれほど難しいことはありません。 基本的なポイントは、厚生労働省でもまとめられています。 今回はその「購入時」についてご紹介です。 次亜塩素酸水を購入するときのポイント 製品の以下のポイントを確認しましょう。 ① 使用方法 ② 有効成分(有効塩素濃度) ③ 酸性度(pH) ④ 使用期限の表示有無 【出展】厚生労働省・経

bottom of page